世界が悪鼠へ

暗闇の中、さまよう影たち  

無数の声が響き渡る  

それは、希望のかけらを捨てた者たち  

世界は今、悪鼠への道を歩む  


心の奥底で呻く痛み  

真実を忘れた目が見つめる先に  

虚構と欺瞞が絡み合い  

信頼という名の糸が切れそうだ  


生きるために奪うことを選び  

他者の幸せを踏みにじる風景  

夢は消え去り、ただ欲望だけが満ちて  

この世は悪鼠、その姿を映す鏡  


何故、我々は迷い込んだ?  

選択肢を失った果てにあるものとは?  

愛と共感を忘れ去った時代において  

孤独な旅人たちは何処へ向かうのか  


星空の下で願う言葉もなく  

犠牲になった日々への想いだけが重い  

しかし、光射す道筋を信じたいと思うからこそ   

その一歩、一歩が新しい未来となる  


悪鼠となり果てぬように、今こそ目覚めよ   

小さな勇気が大きな変化を生む時代へ    

共鳴し合う心と手と手で繋ぎあえば   

新たな世界への扉も開くことでしょう

xas abra

A cold and clear sharp sense overflows from a gap of a finger and is transformed into blue existence.